既に1週間がたちますが、週末にサンフランシスコで、全米将棋大会が開催されました。私は、2年前のLA大会に初参加したものの、ベスト8で敗退。地元開催にて、雪辱を期すべく、参加しました。


予選で、前々回優勝者で、敗戦を喫したO氏と強豪のK氏がいる組に入ってしまい、予選とは思えないほどの激戦に・・・。O氏になんとか雪辱したものの、一旦は、こちらに詰み(=負け)があるというきわどい接戦で、かなりの体力を消耗してしまいました。たまに、真剣に将棋を指すと、普段使っていない脳の一部を使っている気分になりますが、体が疲れたというよりも、「脳が疲れた」という感じになります。この日は、数年分の脳を使ったという感じでしょうか・・・。


2日目の決勝トーナメントは、比較的順調に決勝まで勝ち進み、決勝は、プロ棋士による大盤解説がありました。「プロに解説してもらうということは、下手な将棋は指せない」と、別の意味でのプレッシャーを感じつつも対局開始。相手は、これまた強豪のシカゴのN氏。ちょっとこちらの攻めが強引だった感はありますが、最後まで一進一退の攻防。結果、1手及ばずに負けてしまい準優勝に・・・。しかし、熱戦だったこともあり、プロ棋士の方々や対戦した方々から、「いい将棋だった」と多数のお褒めの言葉をいただき、個人的には非常に満足しています。優勝したら、JALの航空券などもらえていたので、それは残念でしたが、まあ、最近、ツキまくっているので、これは我慢しましょう。


あと、団体戦では、私はあまり活躍できなかったのですが、SFチームの優勝。個人戦と合わせて2つのトロフィーをもらいましたが。ふと、前回、トロフィーをもらったのはいつだったか・・・・・、と考えましたが、多分、小学生兵庫県名人になった時以来だと思います。


小学生時代は奨励会というプロ棋士の予備軍に入ることも勧められたことがある私ですが、その後、20年ほど将棋から離れて、めっきり棋力は落ちていました。最近のネット将棋のおかげで、またやり始めたわけですが、麻雀と並んで、将棋はほんとによくできたゲームで、ボケ防止にも最適なことから(笑)、今後も続けていきたいと思います。


最後に、大変な準備を行ってくれたSF支部の皆様、プロ棋士の方々、そして、対戦していただいた皆様、どうもありがとうございました。また、次回は優勝を目指して精進したいと思います。