GM、終わるべくして終わったという感じですね。自動車メーカーが当然やるべきことであるはずの自動車の開発を疎かにして、組織だけが肥大化していったわけですから、これ以外に選択肢はなかったということでしょう。


株式市場は、このニュースにもかかわらず、上昇しましたが、これが半年前だったら、さらなるクラッシュで大変なことになっていました。問題の先送りにも見えた政府の支援ですが、ひとまずは、成功といえるのかもしれません。


各種経済指標も徐々に回復の兆しを示し始めていますが、あそこまで下がったので、これはある程度、自然な流れか・・・。アメリカの不動産がどこで下げ止まるかで、本格回復に至るかどうかが決まりそうです。


ただ、このあたりの住宅には、未だに、For Saleの看板がたくさんあります。下がったとはいえ、このあたりの不動産は、まだまだ一般庶民には高嶺の花の水準。まだまだ、「安いから買い時」と思えるような値段ではないように思います。