先日、とある日本人同士の勉強会で、日本からなぜ革新的技術が出てこないのかという議論になりました。

アメリカで発明されたものを日本で改良、改善して、それが再度アメリカに上陸・・・というものは数え切れません。車しかり、家電製品しかり、医療機器も同様です。


では、なぜ、技術力があって、ものづくりは得意なはずの日本から、革新的な技術がでてこないのか?医療機器でも、不治の病を治すような医療機器が、日本から出てきたというのは、長い間、ほぼ皆無という状態です。


いろんな理由があると思うので、少しづつ、書いていきたいと思います。

この間、日本に行った時は、みんながマスクをしていて異様な光景でしたが、ここシリコンバレーでは、今のところ、マスクをした人を見たことはありません。


アメリカでは、マスクをしていると、重病人と思われてしまうらしく、気軽にマスクをして歩ける雰囲気ではありません。


ラスベガスに行った時も、マスクの人はまったくいませんでした。カジノなんかは、混雑してるので、本当はマスクをつけたほうが良さそうですが、マスクをつけてしまうと、気軽にカジノテーブルには座れないような雰囲気です。


なんだか、日本のニュースを見ていると、すごく過剰反応し過ぎているのではと思ってしまいますが、とりあえず、早く沈静化して欲しいですね。

自宅の近くにある日本のVCしか出資していない日本人が経営するバイオベンチャー。日本のバイオバブルに乗って、多額の資金を調達していました。


いつも、車で横を通るのですが、最近、徐々に停まっている車が減ってきたなあと思っていたら、Sub leaseの看板が・・・。通常、オフィスのリースは数年契約なので、残ったリース期間は、だれかに転貸しないと、その賃料を払わなければならなくなりますが、そのテナント募集の看板です。つまり、オフィスを引き払うということですが、キャッシュがなくなってしまったということでしょう。。。


ここしばらく、追加の資金調達ができず、同様の状態に陥るケースが後を絶ちません。ようやく資金が回り出した兆しがあるので、もうちょっと持ち堪えるだけのキャッシュがあればいいのですが、ちょうどこの時期にキャッシュがなくなってしまったベンチャーはタイミングが悪かったということです。まあ、日本のバイオバブルでできたベンチャーの問題は、それとはまた別の次元の問題ではありますが・・・。

大手銀行が資本不足を株式市場から調達するようですが、ベンチャー企業も、大型のファイナンスのニュースが徐々に見られるようになってきました。


今週は、医療機器でも、Sadra Medicalが、$30M(30億円)調達とのニュースがありました。つい数ヶ月前に、この分野のCoreValveという会社が$700M(700億円)で買収されたのですが、これが同分野のベンチャーに好影響を及ぼしているようです。昨年末から今年前半にかけては、ベンチャーが$10M単位で資金調達をするというニュースはまったくといっていいほど聞かれなかったのですが、最近は、こういった資金調達がチラホラみられるようになってきました。


今回もラスベガスで、カジノのディーラーと、私の仕事の話をしていたのですが、ディーラー曰く、「そういうベンチャーは社会のために必要だから、こんな不況くらいで、ダメになってはだめ」とのこと。まさにその通りで、そこにニーズがある限り、あらたな医療機器や治療法というのはどんどん生まれてこなければなりません。


株式市場から、一時の恐怖心が少しづつ薄れて、徐々に、資金が回り始めたのかもしれません。一旦、好循環に入れば、またすべてが上手く回り始める・・・・はずですが、まだ、そう言い切るには早すぎますね。なんとか、この調子で年末くらいまで無事に行って欲しいです。

ラスベガス、今回は完敗でした。


前回の大勝の記憶がどこかの片隅に残っていて、勝ち始めると、大きな勝負に出て負ける・・・という悪いパターン。自分を制御することができれば勝てていたはずですが、やはり、なかなかそう簡単ではないですね・・・。


結局のところ、ブラックジャックは、自分との勝負で、それさえしっかりできれば、かなりの確率で勝てるゲームだと思います。まあ、負けた金額は、前回勝った金額の10%くらいなので、まあ、良しとしたいと思います。この負けの記憶をもったまま、次回は、自己制御を目指します!


残念!

ここしばらくで、NYも東京も株価はかなり回復しました。

これまで異常に下がりすぎていた株がようやくまともな水準に近くなってきたということでしょうか。

徐々に、市場全体を支配していた恐怖感は、薄れていっていますね。


個人的には、シティバンクのコールオプションを仕込んでいますが、シティの場合、国有化で紙屑になるか、普通の状態に戻るかのどちらかしかありません。普通に戻ったならば、今の株価の5倍くらいは当たり前。その場合、オプションは10倍以上にはなってるはず。前にも書きましたが、こういった変動の大きい株は、現物よりも、オプションのほうがはるかにリターンが望めます。


少し前に仕込んでおいた、医療機器メーカー、Walt Disneyなどは、みんな上がり始めていますが、1年前に比べれば、まだまだ低水準。もうちょっと様子見です。。。

1ヶ月半ぶりにラスベガスに来ました。といっても、今回は仕事です。日中はもちろん真面目に学会に参加、夜はそのまま部屋に帰り、ゆっくりして明日に備える・・・・・はずはありませんが、学会では、興味のあるセッションがたくさんあるので、これも楽しみです。


サンフランシスコからの行きの飛行機での一幕:


私の前の席に、首から花輪をかけた男性一名。


スチュワーデス: 「なにかいいことあったの?」

男性:「結婚したところなんだ!(イギリスなまり)」


数分後、その男性の隣に、首から花輪をかけた別の男性が着席・・・。

サンフランシスコでは見慣れた光景ですが、ゲイのカップルが、わざわざロンドンから入籍しにきていたようです。しかし、ベガスに着くまで、なんとも、幸せそうな二人でした。

既に1週間がたちますが、週末にサンフランシスコで、全米将棋大会が開催されました。私は、2年前のLA大会に初参加したものの、ベスト8で敗退。地元開催にて、雪辱を期すべく、参加しました。


予選で、前々回優勝者で、敗戦を喫したO氏と強豪のK氏がいる組に入ってしまい、予選とは思えないほどの激戦に・・・。O氏になんとか雪辱したものの、一旦は、こちらに詰み(=負け)があるというきわどい接戦で、かなりの体力を消耗してしまいました。たまに、真剣に将棋を指すと、普段使っていない脳の一部を使っている気分になりますが、体が疲れたというよりも、「脳が疲れた」という感じになります。この日は、数年分の脳を使ったという感じでしょうか・・・。


2日目の決勝トーナメントは、比較的順調に決勝まで勝ち進み、決勝は、プロ棋士による大盤解説がありました。「プロに解説してもらうということは、下手な将棋は指せない」と、別の意味でのプレッシャーを感じつつも対局開始。相手は、これまた強豪のシカゴのN氏。ちょっとこちらの攻めが強引だった感はありますが、最後まで一進一退の攻防。結果、1手及ばずに負けてしまい準優勝に・・・。しかし、熱戦だったこともあり、プロ棋士の方々や対戦した方々から、「いい将棋だった」と多数のお褒めの言葉をいただき、個人的には非常に満足しています。優勝したら、JALの航空券などもらえていたので、それは残念でしたが、まあ、最近、ツキまくっているので、これは我慢しましょう。


あと、団体戦では、私はあまり活躍できなかったのですが、SFチームの優勝。個人戦と合わせて2つのトロフィーをもらいましたが。ふと、前回、トロフィーをもらったのはいつだったか・・・・・、と考えましたが、多分、小学生兵庫県名人になった時以来だと思います。


小学生時代は奨励会というプロ棋士の予備軍に入ることも勧められたことがある私ですが、その後、20年ほど将棋から離れて、めっきり棋力は落ちていました。最近のネット将棋のおかげで、またやり始めたわけですが、麻雀と並んで、将棋はほんとによくできたゲームで、ボケ防止にも最適なことから(笑)、今後も続けていきたいと思います。


最後に、大変な準備を行ってくれたSF支部の皆様、プロ棋士の方々、そして、対戦していただいた皆様、どうもありがとうございました。また、次回は優勝を目指して精進したいと思います。

ラスベガスで大勝してから、数週間。ギャンブル運が、人生最高潮に達している感じがします。ちょうど日本に行っていたので、いろいろやってきました。下記、成績です。


・ ラスベガスのブラックジャックで大勝

・ WBC日本優勝 7倍ゲット

・ パチンコ 1000円で7連荘 + 5連荘 ゲット

・ 麻雀 勝利

・ スプリンターズステークス 3点買いでゲット

・ 桜花賞 2点買いでゲット


なんだか、なにをやっても負けません。ついでに普段は買わない宝くじでも買ってみようかという気になってきましたが、いつまでこの幸運が続くのか・・・。

この間まで日本に出張していて、間が空いてしまいました。

それに、最近、ブログにはかけないような出来事ばかりで、アップが遠のいてしまいます。


日本に帰ると、いつも、美味しいお寿司を食べるのが楽しみですが、今回は、「鮨 水谷」へ。先日のラスベガス以来、ギャンブル運が恐いくらいに絶好調なので、こういう時は、高級なお寿司でも食べるに限ります。


http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13016524/


水谷は、ミシェラン三ツ星獲得の寿司屋は、すきやばし次郎と2件だけだったと思いますが、そのうちの一つです。帰国直前の平日にランチをいただきましたが、ランチもディナーも同料金らしく、基本的にはおまかせ。いつもどおり、つまみは頼まず、お寿司に直行です。その日は、平日のランチだというのに、カウンター9席は満席。自分以外は、皆、50代以上といった感じのお客さんでした。一貫、一貫、丁寧な仕事がほどこされたお鮨は、やはり、三ツ星にふさわしい味で、「ああ、日本人に生まれて良かった・・・」と、心底思わされます。最後の玉子まで18貫、お腹一杯で、とても追加はできませんでした。この日は、お茶しか飲まず、1万6千円でしたが、十分に納得できるお値段、というか、銀座ではかなり良心的なほうですね。また、儲かった時には、お世話になりたいと思います。


さらに、着いた翌日には、「鮨処 しみづ」へ。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002892/


赤酢を使ったシャリは、個人的には、かなり好みです。ランチ開始の11:30に行ったところ、客は自分だけ。ほぼマンツーマンで、おまかせを握ってもらいました。おまかせ8500円と値段が書いてあるのも良心的。追加で4貫くらい頼んで1万円ちょっとでしたが、これも大満足。特に、塩とタレで味わう穴子は絶品でした。ランチはコストパフォーマンスも最高で、必ず再訪します。


その他、いろいろ美味しいものを食べ過ぎて、また増量して帰ってきましたが、やはり、こういう美味しい江戸前鮨を食べると、アメリカのカリフォルニアロールなんか、口に入れるのも申し訳ないというか、同じ、「寿司」というカテゴリーに入れてはいけませんね。ほんとに、全く別の食べ物ですね。